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最終更新: Oct 3, 2023
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日本株見通し:中銀ウィークを経て視界良好

日本株見通し:中銀ウィークを経て視界良好

Tetsuya Kimata, CFA, ストラテジスト

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このページの内容

日米欧の中央銀行の金融政策決定会合が終了した。日本銀行はYCC修正に踏み切ったものの、植田日銀総裁は当面の金融緩和環境維持を示唆した。日本株は、一時に比べ勢いが減速しているものの、買い越しが続いている。特に、日銀の金融緩和が見込まれる中、個人投資家の日本株買い余力は大きい。このような中、日本株、日経平均株価の今後の見通しは?

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サマリー

  • 日米欧の中央銀行は金融緩和/利上げ停止が視野
  • 日本株の不透明感高い中でも海外・個人投資家ともに買い越し
  • 日銀の金融緩和が見込まれる中、特に個人投資家の買い余力は大きい
  • このような中、日経平均株価の見通しは?

日米欧の金融政策決定会合

日本銀行は27-28日の金融政策決定にて、YCC修正を決定したものの、当面の金融緩和環境維持を示唆した(「日本銀行、YCC修正!!日本株の見通しとは」参照)。米国の中央銀行に相当するFRB(米連邦準備制度理事会)は利上げを実施したものの、利上げ終了の可能性が高まった。ECB(欧州中央銀行)もFRB同様に利上げを実施したものの、今後の利上げは「データ」次第とし、追加利上げを明言しなかった(「ユーロ見通し:ECB理事会、FOMC、そして日銀会合」参照)。日米欧の中央銀行が金融緩和もしくは、利上げの停止が視野に入っていることは、リスク資産である日本株式にとってサポート材料である。

日本株:投資家売買動向

日本株の週間売買動向を確認すると、一時に比べ勢いは減速しているものの海外投資家が再び日本株の買い越しに転じている。また、個人投資家も日本株を買い越している。日本株の調整に加え、日本銀行の金融政策不透明感がある中でも日本株を買い越したことは、日本株に対する買い意欲が強いことを示唆している。日銀による当面の金融緩和維持が示唆された中、海外・個人投資家ともに一段と日本株の買い越し圧力が強まる可能性がある(日本株の上昇要因)。特に、6月中旬まで日本株を売り越し、弱気であった個人投資家の日本株の買い余力は大きい。

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資料:BloombergよりDailyFXが作成。7月第3週までのデータ。

個人投資家の日本株買い余力

個人投資家の待機資金であるマネー・リザーブ・ファンド(MRF)の残高は15兆円を突破しており、過去最高である。個人投資家が日本株に一段と強気に転じることで、大量の待機資金から日本株へ資金が流入し、日本株の上昇要因となる可能性がある。

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資料:BloombergよりDailyFXが作成。

日米投資家心理

日銀金融政策決定会合を控える中、投資家は日本株に対して警戒感を強める一方、米国株に対して楽観的であった。これは、日経平均株価指数、S&P500指数オプションから算出される投資家心理を表す日経VI(ボラティリティインデックス)、VIXを見れば分かる(日経VIの値が高い一方、VIXの値が低い)。日経VI、VIXは株価と逆の動きをする傾向がある。

日銀が当面の金融緩和環境維持を示唆する中、日本株の投資家心理が改善、日経VIの低下を通して日本株が上昇する可能性がある。一方、米国株の投資家心理は楽観的であり、ショックに脆弱な状態であることから、金融政策や景気に対する不確実性等が高まった際に、投資家心理が急激に悪化、VIX急上昇を通して、米国株が下落する可能性がある。VIXの動向に注意が必要である(「日本銀行、YCC修正!!日本株の見通しとは」参照)。

日本株見通し

日経平均株価(先物)は、弱気の「ダブルトップ」パターンが示現したものの、その後、強気の「アセンディングトライアングル」パターンが示現した。28日の日銀のYCC修正を受け、日本株は一時下落したものの、当面の金融緩和環境維持との思惑から、その後上昇に転じた。日経平均株価(先物)は終値ベースで、アセンディングトライアングルパターンの上方トレンドライン(33,040円)を上抜け、短期的な上昇圧力が強まっていることを示唆している。「ダブルトップ」パターンの頭33,743円トライが視野に入る。パターンの頭33,743円を終値ベースで上抜けると、弱気の「ダブルトップ」パターンが無効になり、日経平均株価の上昇トレンド再開が視野に入る。

日経平均株価先物日足チャート

A screen shot of a graph  Description automatically generated

資料:Trading View

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-- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

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