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日本株見通し:33年ぶりの33,000円!!日本株、次のステップは?

日本株見通し:33年ぶりの33,000円!!日本株、次のステップは?

Tetsuya Kimata, CFA, ストラテジスト

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このページの内容

日本株、日経平均株価、TOPIX、日銀、金融政策決定会合、日本銀行、ドル円―トーキングポイント

  • 日本株の過熱感が和らいでいる
  • 日銀が当面の緩和維持を示した場合、円安を通じて日本株一段高の可能性
  • こうした中、日経平均株価、TOPIXのテクニカル面の動きは?
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推薦者: Tetsuya Kimata, CFA
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日本株、過熱感和らぐ

日本銀行、FRBによる金融政策決定会合を控える中、日本株が上昇している。しかしながら、4月や5月に見られた上昇と異なり、日本株に過熱感は少ない。騰落レシオは100%程度まで低下しており、日本株の一段の上昇余地がある。

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資料:BloombergよりDailyFX.comが作成。25日間の値上がり銘柄数÷値下がり銘柄数。値が大きいほど日本株式市場が過熱していることを示唆。

日本株、幅広い銘柄で上昇圧力

また、4、5月の上昇と異なり、様々な銘柄が上昇に転じている。小型株や新興株が多い東証マザーズ指数は、4、5月に大型株の多い日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)が上昇した際に、出遅れていた。足元は出遅れていた東証マザーズ指数が上昇、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)の上昇を牽引しており、大型株から小型株まで幅広い銘柄で上昇圧力が高まっている可能性がある。一部銘柄に集中することなく、幅広い銘柄で上昇していることは、日本株全体の上昇圧力が強まっていることを示唆していよう。

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資料:BloombergよりDailyFX.comが作成。3月9日を100として指数化。

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推薦者: Tetsuya Kimata, CFA
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日銀会合はドル高円安の可能性?

日本株にとって米ドル円に関して、投資家は円高進行への警戒感を強めている。米ドル円の通貨オプション市場から算出される1週間物リスクリバーサルを確認すると、マイナス幅が拡大している。4月末の日銀会合時に比べてマイナス幅は小さいものの、一定程度政策修正、円高警戒感が燻っていることを示唆している。日銀が金融政策決定会合にて当面の金融緩和維持を示唆した場合、円高警戒感が解消、円安が進行する可能性がある。円安が進行した場合、日本の輸出企業の収益改善期待を通して日本株が上昇する可能性がある。

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資料:BloombergよりDailyFX.comが作成。

日経平均株価(先物)テクニカル分析

1990年以来の33,000円台であるが、調整局面においても9日指数移動平均線でサポートされており、相場の地合いの強さを投資家に印象付けている。9,20,50,200日指数移動平均線は引き続き、上向きかつ上から順に並ぶ強気の「パーフェクトオーダー」が成立している。日銀金融政策決定会合にて、当面の金融緩和維持が示唆された場合、円安進行と併せて日経平均株価の一段高を見込む。2008年から2021年にかけての値動きに基づいたフィボナッチエクステンション38.2%水準である33,743円が視野に入る。一方、日銀の早期の金融政策修正観測や来週FOMCにて一段の金融引き締めスタンスがFRBから示された場合、日本株は下落する可能性がある。その場合、9日指数移動平均線でサポートされるかに注目。明確に下方ブレイクした場合、上昇トレンドが終了した可能性が高まり、20日指数移動平均線をトライするシグナルとなろう。

日経平均株価先物日足チャート

トレンドトレーディングの基礎
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推薦者: Tetsuya Kimata, CFA
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資料:Trading View

東証株価指数(TOPIX)(先物)テクニカル分析

日経平均株価同様、TOPIXは調整局面において20日指数移動平均線でサポートされており、相場の地合いの強さを投資家に印象付けている。各移動平均線も上向きであり、上昇圧力が強いことを示しており、一段高を見込む。金融政策決定会合にて、当面の金融緩和維持が示唆された場合、円安進行と併せてTOPIXの一段高を予想する。2009年から2021年にかけての値動きに基づいたフィボナッチエクステンション38.2%水準である2,298が視野に入る。上昇の勢いが衰えなかった場合、1990年以来の2,400台へトライしよう。一方、日銀の早期の金融政策修正観測や来週FOMCにて一段の金融引き締めスタンスがFRBから示された場合、TOPIXは下落する可能性がある。その場合、20日指数移動平均線でサポートされるかに注目。下方ブレイクした場合、上昇トレンドが終了した可能性が高まり、2,100へ下落する可能性が高まる。

TOPIX日足チャート

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資料:Trading View

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-- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

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