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金のファンダメンタルズ分析見通し:金ETFが下落する中、金に影響するのはS&P500の方向性

金のファンダメンタルズ分析見通し:金ETFが下落する中、金に影響するのはS&P500の方向性

金のファンダメンタルズ分析見通し:中立

  • 先週の金先物相場は、売り圧力が弱まり、小動き
  • 米国債利回りと米ドルが上昇したにもかかわらず、金は底堅かった
  • 株式相場の自律反発が金にとって追い風になるかもしれない

先週の金先物相場は、ドル高と米名目金利(10年物国債利回り)の上昇にもかかわらず、ほとんど水準が変わらない凪(なぎ)相場となった。先週水曜の米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ実施により、相場は当初、上昇した。翌木曜と金曜には売りが戻ったが、相場は先週火曜のFOMC前の水準を何とか維持した。スイス国立銀行(中央銀行)、イングランド銀行(同)、南アフリカ準備銀行(同)も同様に利上げを実施し、世界の金融情勢を引き締める形となった。

債券市場や為替市場の動きを考えると、金の反応が控えめだったのは意外だった。2年物米国債利回りは20ベーシスポイント(bp)以上上昇し、2007年10月以来の高水準となった。米ドル指数(DXY)も1.5%を上回る上昇ぶりで、2002年6月の高値まであと1%という水準まで来ている。前回、2年物米国債利回りが4%を超えたとき、金先物相場は431前後で取引されていた。2005年のことである。状況を比較すると、興味深いことが分かる。

2005年に金先物相場は431から上昇し、500を上回ってこの年を終えた。同期間、2年物米国債利回りは30bp以上も上昇したにもかかわらず、である。同年は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ実施もあり、金利は2007年に下がり始めた。一方、金先物相場は上昇し続け、2007年には840に達した。とはいえ、長期投資家が、今週以降さらに遠ざかりそうなFRBの政策転換を待つためなら、多少の下げを吸収しても構わないというのであれば、割安で買うタイミングが見つかるかもしれない。

今週の金先物相場は、株式相場や全般的なセンチメントの動向に左右される可能性がある。S&P 500種株価指数は8月の高値から10%以上下落している。この動きからすると、自律反発狙いの買いが入っても大きな驚きではないだろう。金の上場投資信託(ETF)の全保有高は今年1月以来の低水準に落ち込み、株式市場で金が大きく売られていることを示している。原資産価格(市場価格)はETFの売りに弱く、両者の間には確かな相関関係がある(下図参照)。ドルの下落は、米株式相場の強気な動きを伴う可能性が高く、金にとってもう一つの追い風となる。

金(XAU)および金ETFの全保有高 - 日足チャート

--- DailyFX.com アナリスト トーマス・ウェストウォーター著

ウェストウォーター氏に連絡するには、Twitter で @FxWestwater までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。