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円のプライスアクション:ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円

円のプライスアクション:ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円

James Stanley, 寄稿者
このページの内容

円相場のトーキングポイント

  • 日本時間20日に日銀が大規模緩和政策の修正を発表して以来、円高が進行している。日銀は、利上げは見送ったが、長期金利の上限を引き上げたのは予想外だった
  • このため、2022年に長く続いた円キャリートレードの巻き戻しがさらに進んだが、今後もこの動きが続くかどうかを見極めたい
  • 本記事で提示される分析は、プライスアクション(値動き)チャートパターンに基づいています。プライスアクションやチャートパターンについてもっと知りたい方は、DailyFX 学習コンテンツをご覧ください
円相場見通し
円相場見通し
推薦者: James Stanley
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日銀は日本時間20日、イールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)策の運用の一部見直しを決定し、市場を驚かせた。日銀は、政策金利は据え置いたものの、長期金利の変動許容幅を拡大した。20日の金融政策決定会合では、従来、0.25%程度としてきた長期金利の上限を0.5%に引き上げた。これは微妙な変化に見えるかもしれないが、変動幅の拡大は2021年3月に0.2%から0.25%に引き上げて以来となり、長く続いた大規模緩和政策変更の最初の一歩となる。

米連邦準備制度理事会(FRB)やイングランド銀行(BoE)、欧州中央銀行(ECB)がインフレ抑制のため積極的な利上げに動くなど、2022年は世界の多くの国が金利を引き上げていたにもかかわらず、日銀はこの年の大半、蚊帳の外だった。日本では他国のようにインフレが急騰することはなかったが、最近になって上昇し始めている。黒田総裁の任期は来年4月までなので、金融政策に何か変化があるとすれば、後任に交代してからと広く考えられていたが、20日に示されたように、黒田総裁はまだ驚きを与えられるのだ。

日本のインフレ率は先月、40年ぶりの高水準に達した。来年前半に任期を終了するが、恐らくこれが黒田総裁を突き動かしたのだろう。スワップやロールオーバーの価値を変えるような利上げはなかったが、20日の大規模緩和策の修正は変化であり、そのような性質のものは、今年、顕著に現れていた円安トレンドに対する抑止力となる可能性がある。

ドル/円

ドル/円は、20日の日銀による政策発表まで200日移動平均線に沿って推移していた。このことは、この通貨ペアのより長期的なトレンドの変化を示している可能性がある。ドル/円は2021年2月に200日移動平均線を上抜け、12月上旬までそれを上回る水準で上昇し続けてきた。そしてここ数週間は、その移動平均線に沿って推移した後、20日に急落し、4カ月ぶりの安値を付けた。

ドル/円 日足チャート

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チャート作成:ジェームズ・スタンレー、資料:Tradingview

ドル/円【短期】

ドル/円に、昨日のような大きな動きがあった場合、当然のことながら、次の疑問はそれが継続するかどうかである。日銀による金利の引き上げはなかったことを考えると、この動きの大部分は、現時点では、10月に高値を付けて以来、続いているドルの買い持ちを巻き戻す動きであり、今後も円買いドル売りが続くかは疑問である。

米国金利が低下すると、キャリートレードの動きも鈍り、ドル買い円売りポジションの巻き戻しにつながった。日本の金融政策が変更される可能性がある今、キャリートレードを手放す傾向は一層強まっており、今回のドル/円の極端な動きも説明がつく。

問題は、それがさらなる円買いにつながるかどうかだ。日米の金利差があるため、キャリートレードは依然としてドルの買い持ちに傾いている。キャリートレードによって得られる利益に、元本割れへの警戒感が勝るとすれば、強気派が円買いに飛びつく呼び水にはならないだろう。しかし、価格にいったんサポートが見つかれば、その動きは変わるかもしれない。

ドル売りはまだ始まったばかりで、さらに巻き戻しがある可能性があるため、まだサポートを探るところには到達していない。このため、心理的水準である130に注目し、強気筋がこの水準で何らかの反応を示すかどうかを確認されたい。その下には127.27と心理的水準127.50が収束するエリアがある。ここは2021-2022年の大きな動きの中間点であるため、重要なエリアになる。

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推薦者: James Stanley
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ドル/円 週足チャート

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チャート作成:ジェームズ・スタンレー、資料:Tradingview

ユーロ/円

円高を利用した長期的な投資を模索するのであれば、ユーロ/円 や英ポンド/円 がより魅力的かもしれない。欧州や英国の経済の弱さがその主な根拠である。米国も例外ではないが、現時点では欧州や英国に比べれば、FRBの利上げ余地の方が大きいように思われる。

ユーロ/円は今年の大半を上昇ウェッジの形状で推移してきた。上昇ウェッジは、しばしば弱気への反転の可能性を示すが、20日はサポートとなっている上昇ウェッジの下限バンドを割り込んだ。

ユーロ/円 週足チャート

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チャート作成:ジェームズ・スタンレー、資料:Tradingview

ユーロ/円 【短期】

上昇ウェッジを下抜けしたことで、ユーロ/円はさらに下落する可能性が出てきた。現時点では価格は反発し、200日移動平均線と重なる心理的水準140を再び試す展開となっている。その上方には、かつてサポートとして機能した140.88が控えている。

ユーロ/円 4時間足チャート

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チャート作成:ジェームズ・スタンレー、資料:Tradingview

英ポンド/円

英ポンド/円の弱気見通しは、来年の第1四半期における筆者のトップトレード戦略の一つであり、価格はすでに筆者の最初の目標価格である159.74のスイングローを割り込む場面があった。

英ポンド/円は現在、160.00を上回る水準まで回復しており、短期的な見通しは立てづらい状況となっている。

注目のトレード機会:2023年第1四半期
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推薦者: James Stanley
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英ポンド/円 日足チャート

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チャート作成:ジェームズ・スタンレー、資料:Tradingview

英ポンド/円【短期】

英ポンド/円は160を上回る水準まで戻っており、この上昇の勢いがいつまで続くかは現時点では不明である。筆者は現在の価格に非常に近い160.49のフィボナッチ水準に注目している。価格は161.47付近まで小幅上昇する値動きがあり、その水準を約100 pips(1 pipは小数点第2位で表示される)上回ると、注目されている心理的水準162.50も控えている。160を下回るような下押しの動きがあれば、それは弱気派がもう一押ししていることを示している。

英ポンド/円 30分足チャート

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チャート作成:ジェームズ・スタンレー、資料:Tradingview

--- DailyFX.com シニアストラテジスト兼 DailyFX学習コンテンツヘッド、ジェームズ・スタンレー著

スタンレー氏に連絡するには、Twitter で @JStanleyFX までお願いいたします。

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