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ユーロの週間見通し: ユーロ/米ドルの反発に注目したいが、完全な反転ではないだろう

ユーロの週間見通し: ユーロ/米ドルの反発に注目したいが、完全な反転ではないだろう

このページの内容

ユーロ/米ドル見通し ファンダメンタルズ・テクニカル予測: 中立

  • ユーロ/米ドルは1月下旬以来、2週にわたる高パフォーマンスを記録した
  • ECBのタカ派姿勢の観測が高まり、FRBの利上げ観測の後退が重要な要因になった
  • 今後1週間はファンダメンタルズとテクニカル分析の問題が待ち受ける
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ユーロは直近2週間で米ドルに対して、急騰しています。ユーロ/米ドルはこの期間で1.6%上昇し、1月下旬以来の高パフォーマンスを見せています。この要因は以下のチャートを見ると、理解できるでしょう。ドイツ短期国債利回りのパフォーマンスが米国短期国債利回りよりも上回っているため、ユーロ/米ドルが上昇しています。

実際に、米ドルは過去2週間において下落傾向です。FRB(米連邦準備制度理事会)が金利の見通しについて、より慎重な見解を示していることと関連しているでしょう。2023年に予想される金融引き締め策をマーケットはほとんど織り込んでいます。FRBがより慎重な見方を示す中、9月に0.5%の利上げが実施される可能性は低下していると言えます。

ECB(欧州中央銀行)はFRBと逆の動きを見せています。先週、ECB 理事会のマルティンス・カザクス氏は、0.5%の利上げを排除すべきではないと述べました。同様のコメントが、ロバート・ホルツマン氏からも聞かれています。これらの意見は、ラガルド総裁のより慎重な見方とは対照的です。

今後1週間は、政策担当者の間でタカ派的な姿勢が強まっていることが経済指標でもわかります。ドイツの5月インフレ率は前回の7.4%から前年比7.6%に上昇すると予想されています。これは、ユーロ圏の4月失業率が前回の6.8%から6.7%に低下すると予想されるからでしょう。

しかし、投資家はFRBの政策期待が冷え込む中、マーケットが先走りしてしまうことに警戒すべきです。米国の5月失業率は、前回の3.6%から3.5%に低下すると予想されています。平均時給も堅調に推移すると見られています。これらは米ドルを上昇させる要因となる可能性があります。

ユーロ/米ドル ファンダメンタルズ要因

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ユーロ/米ドル見通し テクニカル分析 日足チャート

日足チャートを見ると、ユーロ/米ドルは中立の十字線ローソク足パターンを残しています。レジスタンスラインと見られる50日単純移動平均線を何度も試して失敗したことを受けて発生したのでしょう。これは勢いが弱まり、下落に転じるサインと捉えられる可能性があります。下落にトレーダーが追従した場合、十字線のサインが有効となる可能性があります。その場合は反転の確率が高まるでしょう。

下落した場合は、1.0340 – 1.0388のサポートゾーンが焦点となりますが、当面の間は3月からの下落トレンドラインを下回る可能性は低いと言えます。しかし、2021年5月からのレジスタンスゾーンが上昇を抑えるかもしれません。そこに到達するためには、まずフィボナッチ・リトレースメントの中間点1.0922をクリアする必要があります。

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--- DailyFX.comストラテジスト ダニエル・ドゥブロフスキー氏著

ドゥブロフスキー氏に連絡するには、下のコメント欄を使用するか、Twitterで@ddubrovskyFX までお願いいたします。

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