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原油先物は、金利上昇が重しとなる中、OPECプラス会合を注視

原油先物は、金利上昇が重しとなる中、OPECプラス会合を注視

原油、WTI、ブレント、OPEC、石油在庫、COTのポジショニング - トーキングポイント

  • WTI原油先物とブレント原油先物は、OPECプラスの減産観測の恩恵を受ける
  • 今週も世界的に利上げが継続(豪中銀とNZ中銀)、需要をさらに圧迫
  • COTレポートは、原油に対する投機筋の弱気な心理が強まっていると示唆
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推薦者: Thomas Westwater
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3日のニューヨーク・マーカンタイル取引所で原油先物相場は、ドルの軟化と世界的な原油減産の可能性が示唆されたことが好感され、上昇した。ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油先物は前週末比5.21%上昇し、9月22日以来の高水準となった。ブレント原油先物は同約4%上昇したが、WTI原油先物に比べ、上昇幅はそれほど大きくはなかった。

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成されるOPECプラスは、5日にウィーンで開催される会合で、供給削減で合意する可能性がある。日量50万から100万バレル減産するのではとの観測が出ており、憶測が広がっている。ロイター通信は、関係筋の話として、ロシアは予想される減産範囲の上限近くの減産を望んでいると示唆している。ただ、現実的には、50万バレルの減産の可能性が高そうだ。減産量を少なめにして市場の反応を見たいだろうし、ロシアの政治的動機は他の加盟国にとっては二の次になりそうだからだ。

原油先物相場は6月、7月、8月、9月に下落したが、これは市場が世界的な金利上昇を前提とした景気後退懸念を織り込み始めたためである。今週はオーストラリア準備銀行(中央銀行)とニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利を決定するが、両行とも利上げに踏み切るとの見方が多い。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)はここ数週間、タカ派的な姿勢をさらに強め、それにより、主要な米株価指数は先週、2022年の新安値を更新したばかりだ。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した最新のCOT(Commitments of Traders)レポートによると、9月28日までの1週間で、ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油先物を取引する非商業筋(投機筋)はロングを8,655枚減らした一方、ショートを5,143枚増加した。これにより、投機筋のネットロングは226,080枚まで減少し、2015年以来の低水準に近い状態が続いている。今年は、ロングとショートの両方が減っているが、ロングポジションが減少する傾向は、ショートが増加に転じる前から始まっていた。ショートは、6月に相場が123.66で高値を付ける1カ月程前の5月から増加し始めた。

今後数週間、こうしたトレンドの動きを注視することは重要であり、ショートカバーによる相場上昇の可能性も考慮する必要がある。今後、米国から発表される石油在庫統計も、通常通り注目される。米国石油協会(API)と米エネルギー情報局(EIA)は、9月30日までの週間在庫統計を発表する予定だ。アナリストは、EIAの報告では、中間留分(軽油など)とガソリンの在庫は縮小するものの、原油は200万バレル近い積み増しを予想している。

資料:TradingView

--- DailyFX.com アナリスト トーマス・ウェストウォーター著

ウェストウォーター氏に連絡するには、Twitter で @FxWestwater までお願いいたします。

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