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原油&天然ガス価格見通し:中国利下げ!?景気テコ入れなるか

原油&天然ガス価格見通し:中国利下げ!?景気テコ入れなるか

Tetsuya Kimata, CFA, ストラテジスト

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このページの内容

中国人民銀行は、1年物MLFに続き、事実上の政策金利と位置付けるローンプライムレートを引き下げた。資源の一大消費国である中国景気の低迷が続いているが、原油天然ガス価格の今後の見通しとは

原油相場見通し
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推薦者: Tetsuya Kimata, CFA
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サマリー

  • 中国人民銀、1年物政策金利を引き下げ
  • 中国景気の期待値は低く、政策効果が表れるとサプライズの可能性
  • 原油&天然ガス価格の今後の見通し

人民銀、利下げに踏み切るが・・・

15日の1年物MLF(中期貸出ファシリティ)金利に続き、中国人民銀行(中央銀行)が事実上の政策金利と位置付ける「1年物ローンプライムレート(LPR)」の引き下げを決定した(3.55%から3.45%)。6月に続く利下げとなり、住宅需要の刺激等を目的として追加利下げに踏み切った。一方、「5年物ローンプライムレート(LPR)」は4.20%で据え置き、両LPRの利下げを予想していた金融市場の期待を裏切る結果となった。不動産セクターを中心に中国経済の低迷が鮮明になる中、人民銀行、中国政府は景気テコ入れ姿勢が鮮明になっているものの大規模な緩和策、刺激策を打ち出せないでいる。

image1.png

資料:Trading economics

中国経済の低迷が続く中、中国景気に対する期待は萎んでいる。中国経済指標の事前の市場予想と実際の値との乖離を示す経済サプライズ指数は大きくマイナスである。これは、市場予想を下回る経済指標が続いており、中国景気に対する期待値が下がっていることを示唆している。市場参加者の予想を下回る利下げ幅であったものの、原油価格は上昇、株式や為替市場は小動きとなっており、中国経済に対する期待値が下がっていることを示唆している。

期待値が低いため、中国当局が大規模な景気刺激策を発表し、景気回復が見られた際は、金融市場の参加者にとってポジティブサプライズとなる可能性がある。その場合、資源の一大消費国である中国景気の回復期待から原油・天然ガス等の資源価格にプラスに働く可能性がある。

image2.png

資料:BloombergよりDailyFXが作成。

原油価格見通し

原油 – 米国原油 弱気
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変動 ロング ショート 建玉
日次 8% -7% -2%
週次 2% 1% 1%
プライスアクションとの関連性
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WTI原油価格は、一時4月12日高値83.49ドル(1バレル当たり)を突破したものの、その後米金利上昇に伴う米ドル高を受けて下落し、現在は82ドル前後で推移している。MACDラインはシグナルラインを下回っており、下落トレンドを示唆している。一方、RSIは50割れを回避し、強気モメンタムが維持されており、テクニカル面では中立である。

主要中央銀行トップが集まるジャクソンホール会議を控える中、原油価格は神経質な展開が想定される。特に利下げ終了が近付いているパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言に注目である。パウエルFRB議長が利上げ終了を示唆した場合、米金利低下を通じて原油価格が上昇する可能性がある。一方、更なる利上げが示唆された場合、米金利上昇、米ドル高を通じて原油圧力の下押し圧力になろう。

原油価格が上昇した場合、昨年11月から今年6月にかけての原油価格の値動きに基づくフィボナッチリトレースメント61.8%水準83.46ドルを上抜けるかに注目。上方ブレイクすると、原油価格が上昇トレンドに転換した可能性が高まる。

一方、下落した場合、原油価格が78.74ドルでサポートされるかに注目。下方ブレイクすると、原油価格の下落トレンド入りが明確になる可能性がある。

WTI原油価格日足チャート

A graph of stock market  Description automatically generated

資料:Trading View

原油の取引価格に影響する主なファンダメンタルズを理解する
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推薦者: Tetsuya Kimata, CFA
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天然ガス価格見通し

天然ガス価格(NG1)は、一時6月後半以降のレンジ2.455―2.793レベル(MMBtu当たり)に回帰している。RSIは50を下回り、弱気モメンタムを示している。また、MACDラインはシグナルラインを下抜け、下落圧力が強いことを示唆している。

オーストラリアの液化天然ガス(LNG)施設での労働ストライキに伴う供給リスクは天然ガス価格の上昇圧力である一方、低迷する中国景気やテクニカル面のシグナルを勘案すると、天然ガス価格の更なる下落が視野に入る。

ジャクソンホール会議にて、FRBの追加利上げの可能性が高まった場合、天然ガス価格はレンジ下限2.455レベルへの下落が視野に入る。下限を下回ると、天然ガス価格の下落トレンドが一段と鮮明になろう。

一方、FRBによる利上げ終了との思惑が広がった場合や中国から大規模経済対策が打ち出され、天然ガス価格がレンジ上限2.793レベルを上方ブレイクした場合、下落トレンドが終了した可能性が高まる。

天然ガス価格(NG1)日足チャート

A screen shot of a graph  Description automatically generated

資料:Trading View

レンジトレーディングの基礎
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推薦者: Tetsuya Kimata, CFA
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--- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

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