メイン コンテンツへスキップ

本ウェブサイトは、お客様に最高のブラウジング体験をしていただくためにさまざまなクッキー(Cookies)を使用しています。本ウェブサイトを引き続き利用されることにより、クッキー(Cookies)の利用に同意したものとみなされます。
クッキー(Cookies)ポリシーの詳細については、こちらまたはサイト下部にあるリンクをご確認ください。最新のプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。

無料トレードガイド
購読する
Please try again
Select

ライブウェビナーイベント

0

経済指標カレンダー・イベント

0

通知を受け取る

ライブウェビナーイベント
経済指標カレンダー・イベント

もっと見る もっと見る
英ポンド見通し:反発が視野に、英中銀の利上げを受けて

英ポンド見通し:反発が視野に、英中銀の利上げを受けて

Manish Jaradi, ストラテジスト

共有する:

このページの内容

※2023年8月4日17時06分更新

英ポンド見通し – 対ドル・ユーロ・円での値動き

  • 英中銀による利上げ英ポンド/ドルの小反発を誘発するかもしれない
  • ユーロ/英ポンドの反発は息切れか?
  • 主要な英ポンドクロスの見通しと注目すべき重要な水準とは?
成功しているトレーダーの特長
成功しているトレーダーの特長
推薦者: Manish Jaradi
成功しているトレーダーの特長
ガイドを入手

イングランド銀行(BOE、中央銀行)が3日、政策金利を25ベーシスポイント引き上げ5.25%としたのに加え、さらなる引き締めについても否定しなかったことから、英ポンドは最近の下落分を取り戻すことになりそうだ。

BOEは、英国の金利がピークに達しているとまでは言及しなかった。アンドリュー・ベイリーBOE総裁は「すべてが終わったと宣言する時ではないと思う」と述べた。ベン・ブロードベントBOE副総裁は、比較的高い金利を長期間維持することがインフレを抑える鍵だと述べた。一方、金融市場は、英国の物価上昇圧力が他地域よりも緩やかであることから、BOEの最終金利は引き続き5.75%と予想している。

BOEが金融政策委員会(MPC)を終えたことで、ここ数日下落している英ポンドは、「噂を買って、事実を売る」トレードで押し上がる可能性がある。8月1日付記事「英ポンド見通し:英中銀会合控え、上値重く。対米ドル・豪ドル・NZドルでの値動き」をご参照ください。

英ポンド/ドル 240分足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

英ポンド/ドル:サポートは当面、維持されるか

英ポンド/ドルは、6月末の安値1.2600というかなり強いサポートを試している。4時間足チャートの14期間RSI(相対力指数)は30前後で、過去に反発につながったことがある水準だ(上図参照)。このサポートはまた、日足チャート上の89日移動平均線、一目均衡表の雲下端とも重なっている。

英ポンド/ドル 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

英ポンド/ドルが反発した場合、1.2800-1.2900付近の強固なレジスタンスエリアを試す可能性がある。このエリアは200期間移動平均線、89期間移動平均線と重なり、7月中旬からの下降トレンドラインともほぼ一致している。この重要なレジスタンスエリアを上方ブレイクしない限り、当面の下落圧力は弱まらないだろう。ブレイクアウトがなければ、横ばいから若干の下降の動きとなる公算が大きい。

ユーロ/英ポンド 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

ユーロ/英ポンド:反発の勢いは尽きそう

ユーロ/英ポンドは、ここ数日、0.8700-0.8725付近の手強い天井を試していたが、突破には至らず、もみ合いまたは小反発の動きは終わりに近づいている可能性が高まっている。レジスタンスエリアには、日足チャートの一目均衡表の上端と200日移動平均線が含まれる。7月安値0.8500という当面のサポートを下方ブレイクすると、0.8350に向けて下落する可能性が開かれる。

英ポンド/円 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

英ポンド/円:上昇チャネルにうまく誘導される

英ポンド/円の下落は、2023年初頭からの上昇ピッチフォークチャネルの下端という重要なサポート付近で一服した。この水準は、日足チャートでは一目均衡表の雲下端付近である。それでも、より広範な上昇トレンドの再開には、7月の高値184.00という当面のレジスタンスを上方ブレイクする必要がある。そのようなブレイクがない場合は、価格は短期的にレンジ内で落ち着く可能性がある。

--- DailyFX.com ストラテジスト マニッシュ・ジャラディ著

ジャラディ氏に連絡するには、Twitterで @JaradiManish までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。