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豪ドルじり高、RBA議事要旨はタカ派的な内容。豪ドル/米ドルは上昇するか?

豪ドルじり高、RBA議事要旨はタカ派的な内容。豪ドル/米ドルは上昇するか?

Daniel McCarthy, ストラテジスト

豪ドル、AUD/USD、RBA議事要旨、失業率、日銀、FRB - トーキングポイント

  • 7月のRBA議事要旨を受け、豪ドルはやや上昇
  • オーストラリア景気は底堅い動きが続く中、RBAは他の中央銀行に続き、大幅な利上げに動く可能性がある
  • CPIが上振れれば、RBAの大幅な利上げが豪ドル/米ドルを押し上げるか?
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オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が19日に公表した7月理事会の議事要旨に目新しい内容はほとんどなかったが、豪ドルはわずかに上昇した。

雇用と貿易の統計を見る前に、8月の会合での利上げをすでに決定していたというところに微妙なニュアンスが含まれていたように思われる。RBAは両統計ともに堅調な内容となると指摘していたものの、その後の発表は予想をはるかに上回るものだった。

6月の失業率は3.5%で、予想の3.8%や前月の3.9%よりも低下した。

5月の貿易黒字は159億6000万豪ドルで、予想の108億5000万豪ドルを大きく上回った。

5月の雇用情勢に関して、7月の議事要旨に、「理事会メンバーは、オーストラリア経済の回復力が引き続き労働市場に表れていることに留意した 」との文言がある。最新の雇用統計の数値はさらに力強い内容となっている。

コモディティのスポット価格の多くは最近、大きく下がっているが、オーストラリアのバルクコモディティの輸出品はほとんどが米ドル建ての長期契約で価格が決定される。契約期間は3カ月から15年まである。

ここ数カ月の間、豪ドル安米ドル高が進行しているため、これが貿易黒字の大幅改善の一因になっている可能性がある。こうしたコモディティの動きの原動力となっているのは、株式や景気動向に敏感な通貨(豪ドルなど)といった他のリスク資産に与えている影響と同じものである。

市場では現在、8月2日の会合での50ベーシスポイント(bps)の引き上げが織り込まれている。ロウRBA総裁は以前、8月の会合で25bpsか50bpsのどちらの利上げがするかが議論されると発言していた。

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第2四半期の豪消費者物価指数(CPI)は7月27日(水)に発表されるが、今後の消費動向についていかなるガイダンスであれ、これが材料視される可能性がある。RBAは以前、10-12月期のCPIは7%の上昇率に達するとの見通しを示していた。

これまで何度かここで説明してきたように、来週はオーストラリアの消費者物価指数(CPI)が急上昇していることが明らかとなり、RBAにとって問題となる可能性がある。

世界的に、中央銀行は過度に緩いパンデミック政策に対抗するため、利上げを前倒しで実施している。これは、インフレを抑制し、景気刺激策が必要な場合に備えて政策の余地を残しておくためである。

先週はカナダ銀行が100bpsの利上げを実施し、来週は米連邦準備制度理事会(FRB)が少なくとも75bpsの利上げに動くと見られている。

今後は、来週発表となるオーストラリアのCPIに焦点が移る。海外の例からすると、第4四半期までに7%のインフレがやってくるかもしれない。

世界経済の先行き不透明感が強まる中、RBAがタカ派的な姿勢を強めれば、豪ドル相場は大きく動く可能性がある。

豪ドル/米ドル相場 1分足チャート

資料:TradingView

--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・マッカーシー著

マッカーシー氏に連絡するには、下のコメント欄を使用するか、Twitter で @DanMcCathyFX までお願いいたします。

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