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マルチタイムフレーム分析とは?FXで使える手法を実例で解説!

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このページの内容

FXにおけるマルチタイムフレーム分析の紹介

マルチタイムフレーム分析(複数時間軸、MTFとも呼ばれる)は、トレーダーが適切なトレードのタイミングに焦点を合わせることを可能にし、また、トレンドの勢いがなくなるタイミングを見極める上でも役立ちます。本稿では、FXの通貨ペアであるEUR/AUDを使用してこの手法の利用方法を説明します。

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FXにおけるマルチタイムフレーム分析の利点と手法を実例で解説

前の記事で説明したように、トレンドラインピッチフォーク/中央線は価格の節目としてトレーダーが反応する領域を見極めるために使用されます。この同じ原則を、現在のマーケットのトレンドの全体像を提供するマルチタイムフレームにも適用できます。

考え方は「木を通して森を見る」です。言い換えれば一定のセットアップにもとづきトレードをエントリーする前に、相場がトレンドのどの位置にあるかという全体像を常に把握すべきだ、ということです。さまざまな時間軸におけるプライスアクションを観察することにより、一定の価格の上昇や下落の中で潜在的なエントリーポイントを見つけることができ、さらにそれらの動きのタイミングを掴むことができます。

EUR/AUD日足チャート

上のEUR/AUDの日足チャートを見てみましょう。この通貨ペアは2015年の高値以降明らかな下降トレンドにあり、下降チャネルが形成され、4月の安値からの1.3678付近のサポートラインが示されています。他の記事でも触れていますが、トレンドラインと、節目となる高値/安値が合わさると、より大きな意味を持つサポートラインおよびレジスタンスラインになることがあります。この例では、下降トレンドの相場はサポートラインを試しています。ここでの焦点は、この潜在的な反発のトレード方法を明確化するために短期のチャートに切り替えることです。

価格がサポートラインにあるという理由だけで、それ以上は下落しないと単純に想定することはできません。全体的なトレンドに反してトレードする時は、その前になんらかの動きの変化を確認する必要があります。4時間足チャートに拡大すると、組み込まれた短期の下降チャネルのフォーメーション(赤)を特定できます。価格が節目となるサポートラインを離れ、このチャネルのレジスタンスラインをブレイクすると、この通貨ペアの短期の焦点は上値になり、トレードを仕掛けるトリガーとなります。

上側の目標を設定するため、直近の安値-高値-安値から上昇するピッチフォークフォーメーションを作成し、上向きの斜線を構築します。価格が中央線の下側の平行線を超えたところで、このトレードの最初の目標はこのパターンの中央線(2等分線)上に置き、重点は上側の平行線に置きます。

数週間進めると、この通貨ペアは実際に下降チャネルのレジスタンスラインを上方にブレイクし、その線をサポートラインとして試しに戻ってきます(ロングエントリー)。上昇は中央線まで続き、その後ブレイクして数日後には中央線の上側の平行線まで上昇します。この単純な例は、さまざまな時間のレンズを通してプライスアクションを分析することにより、大きなトレンド(長期トレンドとも呼ばれる)の背景の中でトレード機会を見極めることを示しています。これらのパターン内の中期トレンドや(短期トレンド)も、長期トレンドに対するトレードのための短期的なセットアップを提供します。

FXにおけるマルチタイムフレーム分析のまとめ

マルチタイムフレーム分析を使用する際に留意すべき重要ポイントを確認しておきましょう:

  • タイムフレームが多すぎると役に立ちません。エントリー/エクジットのタイミングをはかるため、すべてのタイムフレームが一致したシグナルを出すまで待つ、というトラップにはまる人もいますが、そのようなことは滅多に起きません。
  • 時間軸を小さくする時は、トリガー用タイムフレームとトレンド用タイムフレームの間の割合を1:4から1:6にしましょう。たとえば4時間足チャートでトレードする場合、トレンド分析には日足チャートを使用します。1時間足でトレードする場合は、トレンド分析に4時間足を使用します。
  • 逆張りをおこなう時に意識すべきことは、上のEUR/AUDの例のように、短期の時間軸は長期トレンドに反するセットアップを提示することがあるという点です。逆張りではより注意深くなることが重要です。つまりレバレッジを低くし、より保守的なストップを使います。

マルチタイムフレーム分析は、トレードのタイミングに焦点を合わせることを可能にし、またトレンドが勢いを失って尽きるタイミングを見極める上でも役立ちます。前述の例で、もしEUR/AUDを短期の下降チャネルフォーメーション内だけで見ていたとしたら、ロングでのトレードをおこなおうとはしなかったでしょう。同じように、日足チャートで提示される全体的なトレンドの背景にもとづきトレードを見ていなければ、反転を完全に見逃したかもしれません。常に長期トレンドを考慮しながらトレードし、タイミングと価格のトリガーを得るため短期的なプライスアクションを検討することを忘れないでください。

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