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センチメント分析とは?FXや株式指数、コモディティで使える無料ツールをプロが解説

センチメント分析とは?FXや株式指数、コモディティで使える無料ツールをプロが解説

リチャード・スノー, ストラテジスト

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このページの内容

センチメント分析とは?どういう手法?

センチメント分析とは感情分析とも呼ばれ、テキストデータや音声データ、表情データなどから人間の感情を分析する手法です。機械学習、自然言語処理、統計などの技術を活用して、ユーザーの感情や意見を定量化し、サービス改善などによく使われています。

また、最近ではセンチメント分析が、投資の判断の参考としても使われるようにもなってきました。

投資におけるセンチメント分析とは?

投資におけるセンチメント分析とは、市場参加者のマーケットに対する強気や弱気などの心理を調査し、そのデータを使っておこなう相場の分析手法のことを言います。

マーケットの動きはファンダメンタルズに左右される面もありますが、同時に投資家の心理状況も価格を大きく左右する要因になるため、これらの分析が有効になるのです。

IGCSとは?無料で市場参加者のセンチメントが分かる?

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IGクライアントセンチメント(IGCS)は、IG証券に口座を持つトレーダーが、主要なマーケットのどこにポジションを持っているか、買いなのか売りなのか(マーケットセンチメント)、といったデータを示す極めて貴重なツールです。IGCSは無料のセンチメント分析ツールで、DailyFXのサイトから閲覧することができます。

IGCSは利用可能なすべてのマーケットで役立つ情報を提供しますが、IGCSを最大限に活用するために、アセットタイプごとの微妙な違いを知っておきましょう。

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FXの主要通貨でのセンチメント分析のやり方

FXの主要通貨のセンチメントデータは、一つのマーケットに対する大量の個人投資家の意見のサンプルであり、その取引高の多さから、個人投資家の間の強いコンセンサスを示していると言えます。

FXの主要通貨が個人投資家の堅実なセンチメントを提供できる理由は、統計にもとづいたものだからです。IGCSを見ているトレーダーは、「票を投じる」トレーダーの数が大きいほど、将来の価格動向について十分な情報にもとづいた推察をおこなうことができます。これが、IGCSが先行指標とみなされる根拠です。

トレーダーは、頻繁に取引されるマーケットであるほど、そのセンチメントデータからより多くを推論することができます。FXの主要通貨は、間違いなくIG証券で最も取引されるマーケットの一つです。

FXの主要通貨ペアでの具体例

下の英ポンド/米ドル(GBP/USD)のチャートでは、頻繁に取引されるマーケットにおいて、IGCSによる逆張りのシグナルがいかに精度の高いものであるかを示しています。ネットポジション(青と赤の実線)を価格チャートに重ねると、センチメントと価格が反対方向に動いていることがわかります。

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株式指数でのセンチメント分析のやり方

FAANG(米国の主要IT企業であるフェイスブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)、アップル(Apple)、ネットフリックス(Netflix)、グーグル(Google)の5社の頭文字を取った総称)のような大型株を除くと、個別の株式は個人投資家の出来高が低い場合があり、正確なセンチメントを示さないことがあります。

この問題は、株式指数へのクライアントセンチメントを観察することで解決します。株式指数はそれぞれの株式マーケットのベンチマークとして機能し、指数が時価総額にもとづいて計算されていれば、頻繁に取引される時価総額の大きな株式に対して大きな比重を与える傾向があります。

代表的な時価総額加重型の指数には、以下のようなものがあります。

米国500指数の例

IGCSへの逆張り手法は、下の上昇トレンドにある米国500の例でも観察されます。対象の指数が上昇するにつれ、ネットショート(売りポジションから買いポジションを引いたもの)が増えていきます。

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コモディティでのセンチメント分析のやり方

IG証券は、米国原油、金、銀について包括的なセンチメントデータを提供しています。原油のセンチメントは、多くのマーケットと同様にネットロング(買いポジションから売りポジションを引いたもの)とネットショートの間で変動する傾向があります。

典型的な米国原油センチメントのチャート

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一方、金と銀は固有の長期的強気の地合いを示します。貴金属は、認知されている価値に加え、潜在的な価格上昇力があると好意的にみられるためです。金は、インフレヘッジや価値の保蔵手段とみなされることが多く、これも長期にわたり上昇する(買い、ロング)センチメントの数字に貢献しています。

金と銀に見られる固有の「買い(ロング)」バイアス

金と銀のチャートは、青の線が示すように、いずれも買い取引寄りのセンチメントとなっており、買い(ロング)と売り(ショート)のセンチメントの間には、顕著な不均衡があります。

下の価格チャートは、実際のネットショートとネットロングポジションの数を長期間示したものですが、ここでも同じことが観察できます。2本の線はほぼ交わりません。ほとんどの期間において、買いポジションを保有(ロング)しているトレーダーが売りポジションを保有(ショート)しているトレーダーを上回っていることがわかります。

金センチメントチャート

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銀センチメントチャート

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このため、クライアントセンチメントの従来の逆張り手法を、金と銀にあてはめることはできません。より適切なのは、センチメントの日次と週次の変動を観察し、トレンドの方向における魅力的なエントリー価格を示すトレンドの反転、または押し目や戻り目の可能性を探ることでしょう。

FXの資源国通貨でのセンチメント分析のやり方

主要なFXとコモディティに加え、DailyFXでは資源国通貨ペアである米ドル/カナダドルUSD/CAD)、豪ドル/米ドルAUD/USD)、ニュージーランドドル/米ドル(NZD/USD)についてのセンチメントデータも提供しています。資源国通貨のセンチメントデータは、該当のFXだけでなく、その国から輸出される商品についての洞察も与えてくれます。

資源国通貨ペアの具体例

下のチャートは、ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油価格と米ドル/カナダドル(USD/CAD)の為替レートを比較したものです。2本の線は長期にわたり逆方向に動いていることがわかります。カナダは膨大な量の原油を米国へ輸出しており、そのために米ドルがカナダドルへ交換されます。

原油価格(黒の線)が長期にわたり上昇すると、より多くの米ドルがカナダドルへ交換されるため、米ドル/カナダドルの価格が下がる傾向が見られます。一方、原油価格が下がると、カナダドルへ交換する米ドルが減るため、米ドル/カナダドルは上昇します。

しかしながら、FXのレートに影響を与えるさまざまな要因と、コモディティとの相関に注意することも大切です。例えば、経済成長(GDP)、金利、金融政策、国債残高、インフレ率などです。

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出所:TradingView

センチメント分析に関するFAQ

この項目では、センチメント分析に関する知っておきたいことや注意しておきたいことをまとめてご紹介していきます。

  1. IGCSで日本株のセンチメント指数を確認できますか?
  2. センチメント指数とは?おすすめは?どこでチャートを確認できますか?

1. IGCSで日本株のセンチメント指数を確認できますか?

IGCSでは今のところ、日本株のセンチメントを確認することはできません。ただし、米国株と日本株には相関関係があるため、米国株のセンチメントを参考にすることができます。

2. センチメント指数とは?おすすめは?どこでチャートを確認できますか?

センチメント指数とは、市場参加者の心理が強気か弱気かを表す指数です。マーケットの状況を把握するために使用されます。投資の判断材料としておすすめのセンチメント指数には、以下のものがあります。

  • IGクライアントセンチメント(IGCS):DailyFX公式サイトにて最新のチャートを確認可能
  • コミットメンツ・オブ・トレーダーズ(COT)レポート:米国商品先物取引委員会(CFTC)により毎週発表され、商品先物市場のトレーダーの保有ポジションを分類グループ別に示す。CFTC公式サイトにてチャートを確認可能

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IGクライアントセンチメントをトレードに活用する方法
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推薦者: リチャード・スノー
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