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米ドル円見通し:USドル高トレンドの再開は?

米ドル円見通し:USドル高トレンドの再開は?

Tetsuya Kimata, CFA, ストラテジスト

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USD/JPY、米ドル、日本円、FOMC、FRB、インフレ-トーキングポイント

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来週にFOMCを控える中、米ドル円の動意が乏しくなっている。FRB高官から6月FOMCで利上げを一旦スキップする発言が相次いでいるが、7月以降の利上げ再開や高金利水準の維持を示唆した場合、米ドル高円安トレンドが再開する可能性がある。また、米国経済はFRBによる金融引き締め環境維持を必要としている。詳しく見てみたい。

米国景気は底堅く、インフレは高止まり

FRB(米連邦準備制度理事会)はFOMC(米連邦公開市場委員会)を開催する。今回会合では一旦利上げをスキップすることが見込まれている。その後は1回弱の利上げを実施し、年末にかけて緩やかな利下げを実施するものの、高金利水準を維持することが金融市場で織り込まれている。

米国即時版GDP(アトランタ連銀GDPナウ)では、米国景気が底堅く推移していることを示しており、即時版CPI(クリーブランド連銀CPIナウ)でも、インフレが高止まりしていることを示している。米国経済の状況はFRBの高金利水準の維持を必要としており、米ドルのサポート要因になろう。

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資料:BloombergよりDailyFX.comが作成。

米ドル円のテクニカル分析:FOMC後にドル高トレンド再開?

来週にFOMCを控える中、様子見ムードが強まっている。日足チャートで、中立パターンであるシンメトリカルトライアングル(対称三角形)を形成しており、パターンを上抜けた場合、米ドル高円安トレンドの再開が視野に入る。一方、下方ブレイクした場合、ドル安円高が進展する可能性がある。

米ドル円日足チャート

ブレイクアウトトレーディングの基礎
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資料:Trading View

しかしながら、週足チャートで米ドル高円安トレンドを示唆する「ダブルボトム」パターンが成立している。また、9,20,50,200期間移動平均線が上向きかつ、上から順に並ぶ強気の「パーフェクトオーダー」が成立しており、一段の米ドル高円安を示唆している。FOMCにて、FRBが高金利を維持することを示した場合、シンメトリカルトライアングル(対称三角形)を上方ブレイクし、米ドル高円安トレンドの再開を見込む。昨年10月から今年1月までの米ドル安円高に基づくフィボナッチリトレースメント61.8%水準142.498円への上昇が視野に入る。一方、リスクとしてFRBが年内利下げや利上げ停止スタンスを明確にした場合が挙げられる。その場合、水平レジスタンスである137.911円まで下落する可能性がある。

米ドル円週足チャート

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資料:Trading View

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-- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

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