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ドル見通し:反発も、重要なレジスタンスが上値抑制。ドル/円は興味深い局面に

ドル見通し:反発も、重要なレジスタンスが上値抑制。ドル/円は興味深い局面に

このページの内容

※2023年4月18日11時04分更新

ドル、ドル指数、ドル/円、IGCS - テクニカル面のアップデート

  • ドルの2日間の上昇率は、3月上旬以来最大を記録
  • ドル指数は、陽の包み足(抱き線)が示現した後、依然として重要なトレンドラインを下回って推移している
  • ドル/円はブレイクアウトの進展を見せたが、IGCSは弱気な警告を発している
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テクニカル面から見たドル相場

ドル指数は、先週金曜14日に0.57%高、週明け17日に0.51%高と、堅調な上昇ぶりを見せた。過去2営業日の上昇は1.08%ポイントとなり、3月上旬以来最大となった。筆者が以前、週間見通しで指摘したように、テクニカルな観点から見ると、このドルの強気なパフォーマンスは唐突ではない。

ドル相場は先週、2月に強化された重要なサポートゾーンである100.82-101.29まで下落した。ただ同時に、RSI(相対力指数)では強気のダイバージェンスが示現しており、下降の勢いが弱まりつつあることを示していた。このような現象は、時として上昇に転じる前に起こることがある。過去2営業日でドルはこのサポートゾーンを割り込まず、上昇に転じた。これは、さらなる上昇の動きが始まる合図なのだろうか?

現段階でそれを判断するのは早すぎるように思われる。下図の日足チャートを見ると、先週末に陽の包み足(抱き線)が示現した。それ以来、ドル相場は小幅な上昇が続いている。しかし、3月を始点とする短期の下降トレンドラインがレジスタンスとして維持されている。このラインを上方ブレイクすると、テクニカル分析見通しはますます上向きになる。

その場合、100日単純移動平均線(SMA)を上回れるかどうかが注目される。このSMAは3月上旬に重要なレジスタンスとして機能し、上値を抑えた。今後、相場が上昇し続ければ、このSMAが再びレジスタンスとして価格を抑える可能性は十分にある。

ドル指数の日足チャート - トレンドラインに注目

資料:TradingView

ドル/円の日足チャート - 100日SMAが焦点

資料:TradingView

ドル/円に焦点を当てると、ドルは100日SMAを上回る水準で上昇し続けている。そのため、138.17のすぐ下に位置する3月の高値が意識されている。価格はまた、1カ月以上ぶりの高値で取引を終えているうえ、今年初めから続く上昇トレンドラインは、価格をゆっくりと上昇に導いている。一方、下降に転じた場合は、このSMAは目先のサポートとして維持される可能性がある。

ドル/円のセンチメント分析見通し(IGCS)- 弱気

IGクライアントセンチメント(IGCS)を見ると、ドル/円を取引する個人トレーダーがどのようなポジションを取っているかを確認することができる。本記事執筆時点では、約38%のトレーダーがネットロング(ドルを買い持ち)にしている。IGCSは通常、逆張りの指標として機能するという特質がある。このように、ネットショートポジションの方が多いことから、価格が上昇し続ける可能性が示唆されている。しかし、昨日と先週を比較すると、ネットロングのポジションはそれぞれ7.79%、11.02%増加している。このように、最近のポジション状況の変化は、価格が下落する可能性があることを示唆している。

--- DailyFX.com シニアストラテジスト ダニエル・ドゥブロスキー著

ドゥブロスキー氏に連絡するには、Twitter で @ddubrovskyFX までお願いいたします。

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