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ドル/円 テクニカル分析
ドル/円は、一目均衡表の雲の中に入り込んでおり、これを割り込めば、ドルに強気な展開に終止符を打つ合図となる可能性がある。これは、弱気トレンドが展開される可能性を示しているのかもしれない。
サポートは、以前の安値137.67と135.81、またはブレイクポイントの135.57になる可能性がある。
これまでのサポート水準はブレイクしているため、今後は143.53と145.11がブレイクポイント、かつレジスタンスとなるかもしれない。さらなる上昇局面では、以前の高値148.85と151.95がレジスタンスになりそうだ。

資料:TradingView



ユーロ/円 テクニカル分析
ユーロ/円は、1カ月以上にわたって142.56と148.40のレンジ内で推移しており、ボックス相場の環境が整いつつあるように見受けられる。
価格は、10日、21日、34日の単純移動平均線(SMA)を数回交差しており、短期的な方向性の欠如を示唆している可能性がある。
右肩上がりの55日、100日、260日のSMAは依然として価格の下に位置している。これは、中長期的には強気のモメンタムが維持されている可能性を示している。
より大局的に見ても、上昇トレンドチャネルが維持されている。サポートは、以前の安値142.56、140.90、137.37の可能性がある。
上値では、直近高値の147.72と148.40、その後は2014年12月の高値149.79がレジスタンスとして控えている。
その先は、一連のフィボナッチ・エクステンションの水準である150.73、151.00、152.04がレジスタンスとなる可能性がある。

資料:TradingView



スイスフラン/円 テクニカル分析
ユーロ/円と同様に、スイスフラン/円も11週間にわたり、143.52-151.47のレンジ内で推移している。
また、この通貨ペアの価格も、最近何度か10日、21日、55日SMAを交差しており、方向感の欠如を示唆していると思われる。
同様に、価格は右肩上がりの100日および200日SMAを上回る水準を維持しており、基本的に強気の勢いは持続していることを示唆している可能性がある。
100日SMAは現在、144.81に位置する上昇トレンドラインと同じ水準にあり、これがサポートとなる可能性がある。その上の水準には、145.22、145.45、145.85の3つのブレイクポイントがあり、これらもサポートとして機能するかもしれない。
さらなる下落局面では、以前の安値144.59と143.53がサポートとなる可能性がある。
一方、上昇局面では、150.56のブレイクポイントと、150.71、151.47の2つの過去の高値がレジスタンスとなるかもしれない。その先には、現在149.60にある下降トレンドラインがレジスタンスとして意識されそうだ。

資料:TradingView
--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・マッカーシー著
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