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ユーロドル 目先は3つのレジスタンスポイントが焦点に

ユーロドル 目先は3つのレジスタンスポイントが焦点に

Junichi Ishikawa, IG証券マーケットアナリスト

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ユーロドル 目先は3つのレジスタンスポイントが焦点に

【サマリー】

  • 米金利は高止まりしているが、ユーロドルは反発基調を維持している
  • 現在の地合いの強さを考えるならば、目先はもう一段のユーロ高を想定しておきたい
  • ユーロドルが上値トライとなる場合、注目のチャートポイントが3つある
  • ユーロドルが反落する場合は短期サポートラインの維持が焦点となろう
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・50日線と0.99の突破が焦点に

先月28日以降、ユーロドル(EURUSD)は反発基調を維持している。米金利が高止まりする中でユーロドルが反発基調を維持しているということは、それだけ地合いが強いということである。

今の反発地合いがさらに強まるかどうか?

この点を考える上で重要な焦点が、一つ目のレジタンス「50日線(MA/0.9891レベル)」と二つ目のレジタンス「0.99レベル」の突破である。

今年6月からユーロドルの下落トレンドが再び加速している。その最中、50日線で何度も相場の戻りが止められた経緯がある。昨日そして今日の東京時間も50日線を意識する展開が続いている。

さらに現在は、0.99レベルがサポートからレジスタンスのポイントへ転換するかどうか?の分岐点にある。

この状況でユーロドルの買いを考えるならば、50日線と0.99のブレイクを確認することが必要である。

ユーロドルのチャート

チャート:Trading View 日足(今年6月以降)

EUR/USD 混合
データ提供:
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変動 ロング ショート 建玉
日次 -4% 6% -1%
週次 -5% -6% -5%
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冒頭で述べたとおり、米金利が高止まりしてもユーロドルは反発基調を維持している。

また、今週の欧州中央銀行(ECB)理事会で0.75ポイント利上げの可能性が意識されているタイミングで、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、12月会合での利上げペース減速が政策議題になると報じた。米金利が高止まりしてもドルインデックス(DXY)の上昇幅が限定的である要因のひとつに、WSJの報道が関係していると考えらえる。

そして、ユーロドルの予想変動率(1週間/1ヶ月)がともに12%前後で高止まりしていることも考えるならば、目先のユーロドルは0.99レベル(50日線)の突破ともう一段の上昇幅(ユーロ高)の拡大を想定しておきたい。

ユーロドルの予想変動率

データ::Bloomberg L.P. 日足(年初来)

※1W:1週間 / 1M:1ヶ月

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・3つ目のレジスタンスとユーロ買いを仕掛けるタイミング

もう一段のユーロ買いにより、上で述べた2つのレジスタンスの突破に成功する場合、次の焦点は3つ目のレジタンス「短期レジスタンスライン」の攻防となろう。

このラインは今週0.9960レベル→0.9930レベルで推移する。今年の6月27日を起点としたこのラインで、相場の戻りが2度止められている。

ゆえに、0.99以上で「ユーロ買い/米ドル売り」を仕掛ける場合は、いつでもポジションを清算することを心掛けたい。

一方、レジスタンスラインの突破が確認される場合は、再び短期の「ユーロ買い/米ドル売り」を考えたい。このケースでは、パリティ水準(1.0)のトライが次の焦点となろう。

ユーロドルのチャート

チャート:Trading View 日足(今年6月以降)

・反落局面で注目しておきたいチャートポイントは?

上で述べた各レジスタンスの突破に失敗しユーロドル(EURUSD)が反落する場合は、短期サポートラインの維持が焦点となろう。このラインは今週、0.9725レベル→0.9750レベルで推移する。

このラインをトライするシグナルとしてフィボナッチ・リトレースメントの攻防に注目したい。

昨日の動きを参考にするならば、38.2%と半値戻しの水準がサポートポイントとして意識される可能性がある。0.9860のブレイクが確認される場合は、上2つのリトレースメントの水準までの反落を想定し、短期の「ユーロ売り/米ドル買い」を考えたい。

ユーロドルの0.98ブレイクが確認される場合は、再び短期の「ユーロ売り/米ドル買い」を考えたい。

なお、今週28日に短期レジスタンスラインは76.4%戻しの水準0.9750レベルまで上昇する。

ユーロドルのチャート

チャート:Trading View 1時間足(24日以降)

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