メイン コンテンツへスキップ

本ウェブサイトは、お客様に最高のブラウジング体験をしていただくためにさまざまなクッキー(Cookies)を使用しています。本ウェブサイトを引き続き利用されることにより、クッキー(Cookies)の利用に同意したものとみなされます。
クッキー(Cookies)ポリシーの詳細については、こちらまたはサイト下部にあるリンクをご確認ください。最新のプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。

無料トレードガイド
購読する
Please try again
Select

ライブウェビナーイベント

0

経済指標カレンダー・イベント

0

通知を受け取る

ライブウェビナーイベント
経済指標カレンダー・イベント

WTI原油
強気
の顧客はネットロングです。
の顧客はネットショートです。
ロング ショート

注:安値と高値は取引日の数値です。

データ提供:
強気
の顧客はネットロングです。
の顧客はネットショートです。
ロング ショート

注:安値と高値は取引日の数値です。

データ提供:
もっと見る もっと見る
ユーロ見通し:ECB vs FRB、ユーロの上昇は続くのか

ユーロ見通し:ECB vs FRB、ユーロの上昇は続くのか

Tetsuya Kimata, ストラテジスト

共有する:

このページの内容

※22日8時45分更新。

ECB、FOMC、EUR、金融不安 -トーキングポイント

  • 欧州での金融不安後退からユーロが上昇
  • 先週はタカ派なECB理事会、明日はFOMCを控える
  • ユーロは対円で中立も、対ドルで上昇を見込む

トレードに役立つメール配信サービス

DailyFXからタイムリーで国内外のマーケット情報を受け取ることができます。

登録する

金融不安が後退、ユーロが上昇

昨日の海外株式市場は上昇した。スイス金融大手UBSによるクレディスイスの買収、イエレン米財務長官が預金の全額保護などの臨時措置を必要に応じて拡大する可能性に言及したことを好感した。クレディスイス救済に伴い、株式価値は一定程度残る一方、AT1債の価値をゼロとする措置が取られたことを受け、AT1債市場を中心に不確実性が高まったいた。しかしながら、欧州中央銀行(ECB)、英中銀(BOE)が損失はまずは株式からであり、今回のクレディスイス救済によるAT1債の価値をゼロとするスイス当局の対応は異例である旨の声明を出したことも好感された。

為替/FX市場では、欧州の金融不安が後退したとの見方から、ユーロ(EUR)が対ドルで上昇した一方、円は投資家のリスクマインドの改善を受け下落した。1か月前と比べても、ユーロは主要通貨の中で円に続き堅調に推移している。

image1.png

資料:Trading Economicsより作成

ECBは先週金融政策決定会合を開催し、0.5%の利上げを決定した。金融不安が高まる中でも0.5%の利上げを実施したことは、ECBのインフレ抑制・重視の姿勢を物語っている。日本時間23日早朝にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催され、0.25%の利上げ予想が優勢になっている。金融不安が高まる前は0.5%の利上げが優勢であったが、金融不安の高まりを受け、利上げ予想が低下した。予想通りの結果となった場合、金融政策スタンスの観点からは、金融引き締め的なECBのタカ派姿勢を背景にユーロ高が予想される。テクニカル面を踏まえたユーロの今後の見通し(vs USDJPY)は?

ユーロドル(EUR/USD):ユーロ高

11月から2月にかけてユーロドルは上昇した。その後3月にかけて上昇フラッグを形成したように見え、チャネルラインを上抜け、上昇トレンドに回帰している。RSIは先週50を超え、ユーロ高トレンドに転換しており、MACDラインが上向きかつ、シグナルラインを上回っており、相場は強いことを示している。FOMCが景気、金融不安に配慮した決定となった場合、ECBとFRB(米連邦準備理事会)の金融政策スタンスの違い(タカ派 VS ハト派)もユーロの下支えになるだろう。フィボナッチリトレースメント50%の水準(2021年1月から2022年9月までの下落に基づく)、2月頭の上値に近い1.0936が視野に入る。一方、FOMCにてタカ派が示された場合や欧州の金融不安が再度高まった場合は、水平サポートラインである1.05328が維持されるか注目したい。

ユーロドル(EUR/USD)日足チャート

Chart, line chart  Description automatically generated

資料:Trading Viewより作成

ユーロ円(EUR/JPY):中立

5日移動平均線は上向いたものの、20,50,200日といった移動平均線は下向いたままである。短期の移動平均線が中長期の移動平均線を上抜けるゴールデンクロスが成立するか注目したい。また、RSI(相対力指数)は50を上回っておらず、トレンドが転換したとは言い難い。また、MACD(移動平均収束拡散手法)ラインはシグナルラインを上抜けておらず、ユーロ円のトレンドが転換したことは確認できない。加えて、金融不安が高まった際に、安全資産通貨である円が上昇する傾向があることも勘案し、中立の見通しとする。

ユーロ円(EUR/JPY)日足チャート

Chart, line chart, histogram  Description automatically generated

資料:Trading Viewより作成

ユーロ/ドルのトレード方法
ユーロ/ドルのトレード方法
推薦者: Tetsuya Kimata
ユーロ/ドルのトレード方法
ガイドを入手

-- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。