メイン コンテンツへスキップ

本ウェブサイトは、お客様に最高のブラウジング体験をしていただくためにさまざまなクッキー(Cookies)を使用しています。本ウェブサイトを引き続き利用されることにより、クッキー(Cookies)の利用に同意したものとみなされます。
クッキー(Cookies)ポリシーの詳細については、こちらまたはサイト下部にあるリンクをご確認ください。最新のプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。

0

通知

下記の通知は、経済指標およびウェビナーカレンダーページで調整できるフィルタに基づいています。

ライブウェビナー

ライブウェビナーイベント

0

経済指標カレンダー

経済指標カレンダー・イベント

0
無料トレードガイド
購読する
Please try again
もっと見る もっと見る
豪ドル見通し:豪予算案公表控え、対米ドル・円・ユーロでの値動き

豪ドル見通し:豪予算案公表控え、対米ドル・円・ユーロでの値動き

Manish Jaradi, ストラテジスト
このページの内容

※2023年5月9日17時44分更新

豪ドル対米ドル・円・ユーロ – 値動き

  • 豪ドルは、当面の底値を形成しているように見える
  • 豪ドル/米ドルは強いサポートから反発し、ユーロ/豪ドルは厳しいレジスタンスから値を下げている
  • ドル/円は、確立されたレンジ内にとどまっている
初心者のためのFX
初心者のためのFX
推薦者: Manish Jaradi
初心者のためのFX
ガイドを入手

テクニカルチャートでは、暫定的ではあるが、豪ドルが当面の底値を見つけたという兆候が見られる。しかし、豪ドルがもみ合い局面から抜け出すには、さらにいくつかの展開が必要だ。

オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が先週の理事会で予想外に政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、さらなる引き締めの可能性を示唆した後、投機的な豪ドルのショートカバーの発生やと売られ過ぎの状況だったこともあり、オーストラリアドルは反発した。豪ドルの下落が一服する可能性を指摘している 4月27日付記事「豪ドルの値動き:対米ドル・ユーロ・円・英ポンドの見通しとは?」をご参照ください。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は先週の会合で25bpの引き上げを実施したが、今後の利上げ停止の可能性を示唆した。

豪ドル/米ドル 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

このチャートでは、青いローソク足は強気が優勢な局面、赤いローソク足は弱気が優勢な局面を示している。黒いローソク足はもみ合い局面を表しているが、時にはトレンドの終焉を形成することもある。

注:ローソクの色は予測ではなく、単にその時のトレンドを示しています。実際、ローソクの色は次のローソクの際に変化することがあります。200期間移動平均線付近やサポート/レジスタンス付近、もみ合い/不安定な値動きの際は、本来のトレンドとは異なる、騙しのパターンが発生する可能性もあります。筆者は情報の正確さを保証しかねます。また、過去のパフォーマンスは将来のパフォーマンスを示唆するものではありません。本情報のご利用は、自己責任にてお願いします。

オーストラリアのジム・チャルマーズ財務相は、本日夜(日本時間18:30)に2023/24年年度予算案を発表する。財政収支は15年ぶりの黒字となる見込みである。米国の財政収支が赤字であることを考えると、黒字は豪ドルにとってプラスに働くと思われる。しかし、豪ドルに持続的な影響を与えるには、黒字が一過性のものではなく、トレンドとして継続する必要がある。

確かに、豪ドル/米ドルが意味のある反発をするための条件は整ってきているが、豪ドルが幅広く下落する展開(特にユーロと英ポンドに対して)が終わると考えるのは時期尚早かもしれない。

豪ドル/米ドル:重要なレジスタンスを試している

トレンド/モメンタム指標に基づく色分けされたローソク足チャートが示すように、年初からの下落は昨年10月以降の上昇トレンド局面における調整売りのためであり、下落トレンドの始まりではない(トレンド/モメンタム指標に基づく色分けされたローソク足チャート参照)。豪ドル/米ドルは、昨年11月からの水平トレンドラインが位置する0.6585付近の重要なサポートを維持した。その後の「V」字型の回復は、価格が当面の天井となっている4月中旬の高値0.6805を上方ブレイクするための準備のように見える。これを上方ブレイクすると、2月中旬の高値0.7025に向けて上昇する可能性が開かれる。

豪ドル/米ドル 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

ユーロ/豪ドル:上昇は一服?

ユーロ/豪ドルの最近の急落は、数週間の上昇トレンドが崩れつつあることを示唆している可能性がある。とはいえ、4月下旬の安値1.6360に位置する当面のサポートを割り込まない限り、価格は横ばいからやや上昇する展開となる可能性が高い。ユーロ/豪ドルが1.5950-1.6000(昨年12月の高値と89日移動平均線を含む)を下回らない限り、数週間続いた上昇の勢いは衰えないだろう。ユーロ/豪ドルは4月に2年半ぶりの高値を付けた後、2020年10月の高値1.6825の堅いレジスタンスに屈した。

ユーロ/豪ドル 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

豪ドル/円:レンジの上限を試している

豪ドル/円は3月に、昨年12月の安値87.10が位置する重要なサポートを下方ブレイクしなかったことから、2022年9月から2023年3月にかけての下落は調整売りによるものであることが示唆された。豪ドル/円は、2021年10月の高値、89週移動平均線が位置するかなり強いサポートを維持した。しかし、下降圧力を弱めるためには、昨年12月中旬の高値93.35、200日移動平均線が位置する当面のレジスタンスを上回る必要がある。レジスタンスの突破がなければ、86.00-93.00の幅広いレンジ相場が継続する可能性がある。

豪ドル/円 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

トレードに役立つメール配信サービス

DailyFXからタイムリーで国内外のマーケット情報を受け取ることができます。

登録する

--- DailyFX.com ストラテジスト マニッシュ・ジャラディ著

ジャラディ氏に連絡するには、Twitterで @JaradiManish までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。